パソコンには今も、初めての恋人の写真が残っている。彼女はマジックショーのアシスタントだった。真剣に結婚を考え、一時は安定を求めてサラリーマンに戻ったが9ヶ月で破局した。しかし今、新しい恋を追いかけているんです。今は、この恋を守るためにプロのマジシャンとして独り立ちしたいと想っている。しかし、医者には、30歳を過ぎると身体機能が急激に低下し、今のようには動けなくなると言われた。なので少しでも身体機能が低下しないようにリハビリは欠かせない。僕には立ち止っている暇はないのだ。だから恋も仕事も一人の男として全力投球なのだ。
僕が恋をした時のその想いを、インターネットで自伝的小説「裕次郎の春」として掲載した。主人公の裕次郎は障害と明るさを持ったプレイボーイである。ある日、ロックバーでかわいい女の子と知り合った裕次郎は、ストーカーのように電話やメールを送りまくる。
やっと気持ちが通じてデート。お互いに仕事が決まったら...その約束を果たすために裕次郎はハローワークに通い、2週間で1社のペースで面接を受け...、やっとの思いで就職した裕次郎だった。が、彼女は「片思いの人がいる」と告白して去っていく---。当時は、彼女の声が無性に聞きたくてメールで要件を伝えず電話をかけまくった。それが功を奏してか僕の言語能力はだいぶ向上したようだ。僕だって恋もすれば失恋もする。しかし、それが僕には身体機能を向上させ、社会性を高めるのに役に立った。
あまりにも好き過ぎて、メールや電話をかけ続けた切ない恋を思い浮かべて作った曲だ。歌の最後は「今僕の心の桜は7分咲き 今君の心の桜は何分咲き 心に満開の桜を咲かせるように 2人で歩いて行こう」と、桜に希望を重ねた。

